車買取や下取りで失敗する5つのパターン
車買取や下取りは人生でも数回しか経験する機会がありません。つまり、車買取に関する仕事に携わっていない限り未知の世界だと言っても過言ではありません。
あまり理解していないが故についミスをしてしまいがちですが、注意点を紹介していきます。
価値はないと決めつける
車買取や下取りで一番失敗しやすいパターンは、価値はないと決めつけてしまうことです。価値がないと決めつけることで、とにかく処分できれば良いという精神状態になってきます。買取業者もビジネスとして車を買取しているので、そんな消費者心理を見逃しません。
処分できれば良いというスタンスの人に、出血大サービスをするかと言われれば答えはノーです。まずは探りを入れた金額を提示して、それに納得していただければ良いという交渉になります。車買取に関わらず、契約の世界は双方の合意があれば成立するので極端な話1円の提示でも納得すればそこで話し合いが終わります。現実的に見て価値がないと思っても、強気の姿勢で交渉したいです。
一社で判断する・相場を理解していない
買取業者は、地域によって異なりますが一社ではありません。複数会社があるはずなので、面倒ではありますが複数から見積もってもらった方が一番高くお金を出してくれる業者が明確になります。この作業を面倒だと思って一社で交渉を終わらせてしまうと、楽かもしれませんが損をする可能性が高いです。数千円でも高く売れたら、それだけお金の使い道が増えるので貪欲になる必要があります。
そして、相場を理解していないのも損をします。車の状態は一つ一つ違うので相場を理解しても意味がないと思ってしまう方もいますが、そうではありません。業者に言われるがままにサインをしてしまうのと、相場に言及して交渉をするのとでは結果が違ってきます。
威圧的な態度・車を綺麗にしない
交渉をする時に、納得できないという理由だけで威圧的な態度に出るのは禁物です。お客様は神様という考えでこちらのペースに持ち込もうとしても、無理があります。むしろ、業者も人間なので最初から威圧的な態度に出る人とはいくらお客様とは言えど交渉を継続したくありません。煙たい存在になってしまい、交渉が決裂して帰宅を促される可能性もあるので対等な立場であると認識したいです。
最後に、車を綺麗にしないというのも損をします。査定の前に洗車をしたりマットの砂を落としたりするのはもはや売る側のマナーと言っても過言ではありません。
車が綺麗だと査定人も良い印象を抱きますし、査定額に良い影響を及ぼす可能性が高いです。車を売るのは人生の中でも貴重な経験なので、だからこそ慎重な行動が求められます。